LIFE LOG(880 NOTES)

880 NOTES

バンドリと旅行と雑記

880 NOTES

僕らしいってなんだい

どうも。

 

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ということで、音楽の話をします。今回は自分語り記事だよ。嫌な人は我慢して読んでください。

 

 

とりあえず音楽と出会った経緯というか、僕の音楽を聞いてきた経歴というかを書きます。元々父親はあまり音楽を聞かず、母親はハモンドとかエレクトーンとかでジャズとかやってたらしいんですけど、家ではあまり音楽を聞く人でもなかったので、子どもの頃はあまり音楽を聞いていませんでした。小学校の高学年になって周りがORANGE RANGEだのFUNKY MONKY BABYSだのGReeeeNだの聞き始めて、それに乗っかる形でちょっと聞いていたくらいですかね。

 

中学生になって、入学祝にiPodを買ってもらってから音楽をちゃんと聞くようになりました。最初は上に書いたようなアーティストを聞いてましたが、すぐにバンド形態の音楽が好きだということでロックに寄りました。UVERとかBAMPとかが周りで流行っていたので、その辺も聞きましたけど、僕がハマったのはRADでした。

 

勘がいい人はわかるとおもいますけど、当時のRADはおしゃかしゃまが出てすぐとかその辺の頃です。つまり知名度もそこまで高くなく、音楽性が一番こじれてた時期です。前前前世とか言ってテレビに出てるようなバンドではなく、メンヘラ男が病みまくって死にたい、世界死ねみたいな感じの歌を歌ってたバンドなわけです。それにハマる時点で僕の感性は既にアレだった説があります。

 

まあとりあえず、周りがUVERとかBAMPっていってる頃に、僕はRADすげぇ、神つってたわけです。実際テクいしな。

 

で、その後はアジカンとか9mmとかELLEGARDENとかも通りつつ、でもRADがすごいみたいな感じで中学1年生を過ごしてました。その後2年生になってすぐだったかな、その固定概念をぶっ壊してくれるバンドと出会いました。そう凛として時雨です。当時はjust A momentリリース直後とかでした。確か、当時はMTVとかSPACE SHOWER TVとかを見るのが好きだったので、それで見たんだと思いますけど、JPOP Xfileを初めて聞いて衝撃を受けたんですよね。何言ってるのかさっぱりわからんけど、こんなかっこよくて心打たれる音楽があるのかってなりました。それからバンドをdigるってことをしっかりするようになりました。とりあえず、時雨とアジカンが影響を受けているナンバーガールを聞いて、邦ロックの原点まで行ったり、the band apart的なオシャレなロックも聞いたり、FACTとかONE OK ROCKとかのラウドなやつを聞いたりという感じでした。ナンバーガールは今でも大好きなバンドですし、音楽観の原点を築いてくれたのは時雨とナンバガな気がします。

 

そんな感じで、中学2年生の時はバンドにずっぷりだったんですが、中学3年生になるかならないかの時に人生を狂わされました。オタクになったのです。

 

その辺の経緯は前も書いた気がするので割愛しますが、とにもかくにもオタクになり、アニソンを聞く日々が始まってしまいました。そこでも結局、色々縛られることなく曲漁ってたんですが、ロックからは離れました。むしろこの辺の時期に打ち込み系とかは聞いてましたね。ニコ動で流行ってたじゃないですかそういうの。それのせいです。

 

まあそういう感じで、高校1年生までずっとアニソンにハマっていました。特にKeyの曲は本当に何百回と聞いてました。だーまえは天才。この辺も僕の音楽観に大きい影響を及ぼしていると思います。

 

で、高校生に入ってオタクやってる中で、なんとなくこのままじゃダメだ、みたいな意識が芽生えて。このままじゃ気持ち悪いオタクで一生を終えてしまうみたいな。オタク以外のアイデンティティを確立しなければみたいな。そういうので、ロックをもっとちゃんと聞こう、洋楽もしっかり聞こうみたいな思いが生まれて、また色々聴き始めました。特に洋楽を。

 

最初はオルタナ系とかミクスチャーから入りましたが、これじゃないなぁっていうので、もっと広げようとメタルとかメロコアとか聞いたりしました。でもそれもしっくりこず。なんか、もっとかっこいいバンドないのかなって思ってた時に出会ってしまいました。

 

そうです。スクリーモです。確か一番最初に聞いたのはStory Of The Year

 

僕の探し求めいた音楽はこれでした。疾走感があり、でもどこか哀愁が漂っていて。静と動がはっきりしていて。そこにクリーンとシャウトのメリハリついたボーカルが乗っかる。まさに”エモい”っていうやつでした。

 

そこからはスクリーモをdigりました。特にSAOSINとChiodosは今でも僕の中でヒーローですね。あとスクリーモからエモにも飛び、さらにポストロックとかも漁りました。

 

こんな感じで高校生の時には洋楽をめちゃくちゃ聞き漁りました。で、大学生になったらちゃんとベースもやりたかったので軽音サークル入ろう!みたいに思いました。

 

ただ、スクリーモとかができる軽音サークルってあんまりなくて。結局うっさい音楽やってることに入るしかないよなぁって感じで唯一激しいジャンルをメインでやってるサークルに入りました。でもスクリーモはできませんでした。おかしいね。

 

でもそこで、ハードコアと出会いました。それまでもメタルコアやカオティックハードコアとかは聞いていたんですが、普通のハードコアってのは聞いてませんでした。でも、ハードコアのライブは本当に『ライブ』って感じで、熱くて楽しいもので。カスサークルでしたけど、ハードコアと出会えたこと、音楽の幅を広げてくれた事には感謝しかないですね。大学の間はオタク活動もかな~~り控えていたというか興味を失っていて、音楽ばっか聞いてた気がします。

 

で、今みたいな。最近はヒップホップとかジャズとかちょっと齧ったりしつつ、色々聴いています。雑食の極み。

 

 

という感じで、僕は音楽を聞いてきました。もっと色々書くことはあるんだけどめんどくさいのでこんなもんで。

 

で、本題。僕の音楽の好みの話ですね。これは3つのポイントがあると思います。

 

1.エモい

エモければだいたい好きです。歌詞じゃないですよ。音がです。疾走感とか哀愁感があれば大好きです。そこに歌詞がエモければ最高の奴ですね。ボーカルはクリーンでもシャウトでもいいんですけど、クリーンは下手だと萎えることが多いですね。シャウトは高音域のシャウトだと必死感がでるので大好きです。

 

エモくなくても好きな曲も多いですけど、エモければ僕の琴線には触れる事がかなり多いです。理由は僕の性格が根暗だからだと思います。根暗はエモいのが好き。これ真理。

 

 

2.曲の構成が複雑、前衛的

遍歴では書いてないですけど、プログレッシブなやつとかカオティックなやつがすごい好きです。聞いていて飽きないですし、すげぇってなるからです。まあRADとか時雨とか好きな奴はこうなる運命にあったみたいなところあるし。

 

なので、ジャンル問わずこういう変なスタイルの曲が好きになることが多いです。逆にいうとわかりやすい音楽はあんま好きじゃないです。

 

 

3.非商業的なスタイル

これは2とも通ずるところかなとも思うんですけど、大衆的、商業的な音楽があまり好きじゃないです。別に音楽を商業利用することが悪と言っているわけじゃないです。そりゃ音楽家はそれでお金稼がないと生活できないですからね。ただ、「売れるための音楽」ってのが死ぬほど嫌いです。流行に乗っかるとか、セルアウトとかそういうやつですね。これは音楽性もそうですし、音楽家自身の考え方でもそうです。インディーズシーンを見てくることが多かったので、結構自分たちのこだわりを持って音楽をやっている人の音楽を聞くことがほとんどだったことが原因だとは思います。

 

なので、今でも非商業的なスタイルの音楽が好きですし、商業的な音楽ってのは嫌いです。この間のポピパの新曲で喚いてたのはこの辺の部分のことです。

 

 

この3つのポイント抑えてたらだいたい好きな曲ですね。あんまジャンルとかは気にしません。どんなジャンルでもかっこいい、良い音楽はありますし、反対にださい、悪い音楽もあります。それに対して、良いと思ったものは好き、悪いと思ったものは嫌いっていう風に判断しています。

 

 

 

こんな感じですね。散文的になったけど、僕の音楽観はかなりシンプルです。それ故に色々ジャンルの幅が広いのかもしれません。でも、1つに固執するより、色々聞いた方が、新たな視点とかも獲得できるので、みんなも色々聞いてみましょう。その上で嫌いなもんは嫌いでいいと思いますよ。好きなものを見つけるまでに嫌いなものが増えるってのはごく自然なことだと思うので。

 

今日はさくゃん(@xyan_skrn)と会って酒瓶で殴ってきます。ほな。

 

(どうひま)