上半期のアレ
どうも。
最近暑いですね。36度とかアホでしょ。夏やん。夏!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってことでもう7月です。2018年も折り返し。下半期突入です。早いね。というわけで、2018年上半期にリリースされたCDのお気に入りを紹介します。これやりたかったの。
リリース順に10枚ピックアップしました。ジャンルはなるべくばらける様にしますけど、聞いてる音楽が偏ってるのでアレです。
bacho / 萌芽
1月31日リリース。俺達のbachoの2ndシングルです。もうただただ最高のやつです。すぐライブ行って全ガロングしました。このシングルの良さは、今までのbachoみたいにひたすら自分の悪い部分を責めるんじゃなくて、そういう部分もあるけど、うまいこと付き合って、折り合いつけて、でも日々頑張っていこうぜっていうスタンスに変わっていることだと思います。僕はまだ、そんな風に自分のことを思えないし、今までのbachoの方が刺さるんだけど、でもこういう風に考えれるようになる時が来るのかなっていうのを感じさせてくれて、すごく好きです。いい歳したおっさんになっても、そうやって変われるのほんとかっこいいと思うし憧れます。ほんとダメ人間ほど刺さる曲なので、オタクは1回聞いてみてください。
Poppin'Party / CiRCLING
3月21日リリース。Poppin'Party9thシングルです。いや言わずもがなですよ。これは。2曲ともありえん強いし、LDがほんまにね。LDはバンドリだからこそ出せるストーリー性を見事に昇華していて本当にすごいと思いました。5thライブもやばかったし。詳しい話はまたその内Postします。(そう言ってもう2か月経ってる)
The Firewood Project / Causes
3月28日リリース。The Firewood Projectの1stアルバムです。いきなりマイナーどころになりましたね。いや、このバンド、HUSKING BEEとかmalegoatとかFRIENDSHIPとかのメンバーで構成されてる、界隈のすごい人が集まったスーパーバンドなんですけどね?音楽性としては00年代のエモ・オルタナの延長線上にある感じだと思います。JEWとか。僕は90年代エモを信奉していますが、00年代も好きなのでめっちゃ推してます。このアルバムのリリースツアー大阪場所も行きましたし。社畜なってすぐの日曜日とかだったけど。
ベースのはじめさんって方が海外のバンドの招聘とかをやってて、本当に良いバンドばっか呼ばはるので、大阪までツアー回ってくれるときは結構行ってるんですけど、TFwPは見た事が無くて、ようやく見れたんですけどマジで良かったですね。対バンも激熱だったし。聞いてみて気になった人は是非ライブに行ってみてください。最高のやつが待ってます。
Deadmau5 / where's the drop?
3月30日リリース。ネズミさんことDeadmau5の問題作です。ついにここまで来ましたかって感じでしたね。オーケストラとEDMのコラボでのライブ、そしてそれのアルバム化。どれだけ売れても常に新しいことをという姿勢が本当にかっこいいと思います。そしてアレンジがイケてんだ。クラシックのことは本当にわからないんですけど、すごい音響監督とかオケを引っ張ってきて作ったらしいです。しゅごい。fn pigとstrobeがマジで好きです。まあ原曲も好きなんですけど。
TAKEN / With Regard To
4月25日リリース。TAKENの4thEPです。2018年TAKEN新作リリース。この文字列のすごさは伝わらないんでしょうが、すごいことなんです。こういう音楽を叙情系ハードコアっていうんですけど、TAKENはその叙情系ハードコア黎明期に活動していた伝説的なバンドなんですよね。ただし3枚のEPをリリースして2004年に解散。その後2008年くらいにリユニオンライブをして、それからはスローペースでライブはしていたものの、リリースは一切なかったんですよ。で、メンバーも解散後に他のバンドを始めたりして、今じゃ結構でかいバンドに入っていたりもするんですね。なので、新作はもう出さないんじゃないかと思われていたんですが、そんな中の新作リリース。そしてこの音楽性。3rdEPの延長線上に存在している、まさに『TAKEN』な音楽。14年もの間新譜出なかったのに、これだけブレずに曲を作れるのは本当にすごいと思います。来日してください。仕事辞めてでも行きます。
killie / 犯罪者が犯した罪の再審始まる
5月2日リリース。killieのコンプリートアルバムです。killieについての説明をするとそれだけで1記事終わっちゃうので、この記事でも読んでみてください。
ようするに変なバンドってことです。で、今までの音源のリリースの仕方がアレすぎて全然手元に入らない状態だったんですが、初期音源をリテイクしてコンプリートアルバム化してリリースされました。いやすごいことだよ。あのkillieがまともに音源流通に乗せてるって。本当に事件でした。
このバンドだけ新譜に関する動画も音源配信もしてないので、曲を紹介できないのが辛いです。Youtubeに過去の音源はほぼ全部上がっているので、是非聞いてみてください。で、良いと思ったら是非このアルバムを買ってください。そしてライブ行ってください。ライブも強烈なので。
XXXTENTACION / ?
5月16日リリース。XXXTENTACIONの2ndアルバム。イケてんなーと思ってた矢先、先月強盗に襲われて亡くなりましたね…。HIPHOPは今勉強中なので、詳しいことはわからないですけど、こういうエモい感じのやつが好きです。ほんと好みドンぴしゃって感じだったのでもう聞けないのが残念です…。正直そんなバチクソ聞いてたわけでもないんですけど、ショッキングなあれがあったのでランクインです。
MOROHA / MOROHA BEST~十年再録~
6月6日リリース。MOROHAのベストアルバム。今年の上半期一番聞いたのが多分MOROHAです。特に4月以降。社畜になって日々疲れて嫌になる中で、MOROHAを聞いて踏ん張っていました。3月くらいに聞き始めて、うおかっけぇ!ってなったんですけど、MOROHAもbachoと同じで自分を責めて責めてもっと頑張れよって曲が多いので、本当に刺さります。で、このベスト盤の三文銭が本当に良いんですよね。再録なんで、アフロさんの歌い方が結構変わってる曲多いんですけど、三文銭は本当にめっちゃ感動できます。ライブ行きたいです。
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This Will Destroy You / s/t(10th Anniversary Edition)
6月12日リリース。TWDYの2ndアルバムのアニバーサリーアルバムです。2008年にリリースされていたs/tに新曲を追加してリリースっぽいですね。TWDYのs/tがマジで好きで、Threadsを死ぬほど聞いてるんですよ。なので、このリイシューは結構上がりました。で新曲の『Language of Memory』がまたいいんだよ。わかる?所謂轟音系ポストロックに分類されると思うんだけど、TWDYは上の世代というか、まあMogwaiやEITS、65dosといった所からの脱却を一番できているんじゃないかなぁと思います。Caspianとかも独自にやってる気がするけど。結局轟音系ポストロックはレジェンドバンドの劣化コピーにならないようにどうするか、って常に付きまとうと思うんですけど、それを上手い形でやってるのがTWDYの魅力だと思います。
Vein / Errorzone
6月22日リリース。Veinの1stアルバム、かな?多分あってる。ハードコア超新星、アメリカのライブを始め世界中で今注目を浴びているVeinの待望のフルアルバムです。VeinはConverge由来のカオティック要素、Powerviolence由来のストップアンドゴー、そしてCode Orange系の実験的手法を上手くミックスさせて、まさに今求められている”流行り”を体現しているバンドだと思います。実際かっこいいですし。リリースされてからはマジでめっちゃ聞いてます。
Veinの魅力は音楽もいいんですけど、ライブもすごいです。よくツイッターに動画貼ってますけど、マジで見てください。異次元すぎます。特に上手ギターがマジでかっこいい。俺も綾波レイプリントテレキャスターデラックスでギター弾き散らかしたい。マジで来日してください。何が何でも行きます。
とまあ、こんな感じです。やっぱ偏った気がする。でもまあ、今年は結構大御所がすごいリリースしたり、新しいのが出てきたりとこれ以外の部分でもあったりして、上半期のリリースは見ていておもしろかったですね。この調子で下半期もGood Musicがいっぱい出てほしいです。
常々言っていますが、音楽は幅広く聞く方がいいと思います。というか狭く聞くより広く聞く方がダメってことは絶対にないですよね。勿論ここに挙げた曲好きになれっていうわけではなく、こういう音楽もあるんだなって知って、もしどれかいいじゃんってなったらそれをとっかかりに音楽の枠を広げていけたらいいんじゃないかなぁと思います。まあ僕自身もそこまで幅広く聞けているわけでもないんですけども…。
ほな。
(どうひま)