LIFE LOG(880 NOTES)

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バンドリと旅行と雑記

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四角い箱の中 夢いっぱい

どうも。

 

最近麻雀が微妙に周りで流行ってる感あるのでtips的に初心者〜中級者向けの指南を書いてみようと思います。上級者の人からツッコミがあるかもしれないですが、まあそこは私見ということでご容赦を…

 

ちなみに僕も今人生何度目かのブームが来てまして、天鳳をやってます。麻雀自体はかれこれ10年以上やってますが、高校生くらいから一向に上手くなりません、助けて。

 

では、まず初心者の人向けに書いていきましょう。

 

 

1.役とルールを覚える

まずはこれ。ここで挫折する人をたくさん見てきましたが、オタクならゲームとかやるでしょ。それと同じ感じで覚えればいいです。ゲームやらない?じゃあスポーツとか。それと同じです。覚えなければやりたくてもできないもんなので気合いで覚えましょうバスケでもルール覚えないとプレーできないでしょ?そういうことです。

 

ルールに関しては、麻雀は結構単純だと思います。3つの組み合わせ4つと2つの組み合わせを1つ作る、これだけ。その中でルール違反(いわゆるチョンボ)をしないことと、ポンチーカンロンドラとかを覚えればそれで打つことはできます。とりあえず基本ルールを覚えて打てるようになりましょう。ルールを教えろ?こういうわかりやすいページがあるのでこれを見てください。

majandofu.com

 

役に関してはとりあえずよく使う立直、字牌、平和、タンヤオ、トイトイ、三色、チートイあたりを覚えましょう。で、後は打ちながら横に役一覧を置いてれば覚えれます。まあ全部の役を覚えなくても打てるんですけど、勝つためには特点を上げることが必要で、そのためには役を知っておかないと点数の高い手を作っていくことはできません。最初から全部覚えなくてもいいとは思いますが、まあ少しずつ覚えていきましょう。

 

あと、よく言われるのが点数計算。覚えるに越したことはないんですが、ネト麻なら勝手に点数出ますし、卓を囲む時も1人できれば問題ないので、点数計算はとりあえず覚えなくて大丈夫です。当然、点数計算できると相手の点数を見ながらどれだけの点数が必要なのか、そのためにはどういった手を作ればいいのかがわかるので役立ちますけど、まあおいおいでいいと思います。ちなみに、点数計算も一覧があるので、それをざくっと覚えて、あとは符数がだいたいどれくらいなのかをぱっと見てわかるようになればすぐできるようになります。符数計算もコツがあってコーツ(同じ牌が3つの組み合わせ)やカンツ(カンした牌)があるかどうか、それがヤオチューハイ(1と9と字牌)なのか、そうじゃないのかくらいで見て行くと大体わかります。まあ気になる人は覚えてみてください。

 

 

2.アガリ方を覚える

次はアガリ方です。とにかく麻雀ではアガらないと得点は増えません。そのためにはいかに他の人より早くアガるのか、いかに高い手でアガるのかということが大事になります。この辺を配牌と他の人の攻め方を見極めて打つのが理想ですが、初心者には難しいので、とりあえず自分が早くアガるためにはどの牌を捨てて、どの役でアガればいいのかを考えて打てるようにしていきましょう。いわゆる牌効率の問題なんですが、リャンメンを残す、シャボを残す、ペンチャンやタンキをなるべく捨てるのがわかりやすく牌効率をよくする方法ですね(もちろん役によってはリャンメンを捨てて作っていくことがあったりはしますが)。意外とここがおろそかになりがちなんですが、牌効率を良くすること=アガる確率を高めることになりますので、とりあえずはこの考え方を元にアガることを覚えるのが大事だと思います。

 

それから、初心者でよくあるのが「役がないのに鳴いてしまう」です。これは簡単な話で、最初からどの役でアガるかを検討をつければ回避できます。例えば、字牌のターツ(あと1枚入れば3枚揃う組み合わせ、東東とか1筒2筒とか)が配牌であるなら、そこを鳴けば後は適当でもアガれますよね。シュンツになるターツが多ければ平和狙いでいけるでしょう。コーツがあって、あとはシュンツとかだととりあえずは立直狙いで役を作るしかないかなぁ、まあ状況によっては他の役も狙えるかもですが。こういったように、配牌で検討をつけてしまえば、その局で鳴くのか鳴かないのか、どうすればアガりに近づく鳴きができるのか、というのが明確になります。ここの感覚さえ掴めれば無暗に鳴くことはないでしょうし、有効な鳴き方が覚えられるようになると思います。

 

あと、ネト麻をする人は戦績の中に和了率という指標があります。自分がアガった割合で、単純に考えると4人で打つなら0.25になるはずです。攻撃型の人はもっと高くなりますし守備型の人はもう少し低くなりますが、まずは0.25を目指しましょう。欲を言うとこれより少し高い数字でキープできると勝てる確率は高くなると思います。

 

 

3.オリ方を覚える

初心者の壁となる部分ですね。振り込み=他の人にロンされることは、麻雀において大きなマイナスになります。なので、ある程度打つことができるようになってきたら、振り込んでしまわないことを覚える必要があります。

 

このためにはスジを覚えて危険牌が何かを予測する力と、他の人が張った時に押すのか引くのかという駆け引きをする力を鍛えないとダメですね。前者はわかりやすい説明がネットに死ぬほど転がっているのでいろいろ見てみましょう。後者は経験と考え方による部分なので打ちながら身につけるしかないです。

 

ここで大事になるのは、とりあえず他の人の捨て牌を観察すること。自分の捨てた牌でロンはできないので、捨ててある牌は安牌なわけです。安牌を捨てる限り振り込む事はありません。また、極端に偏りのある捨て牌であれば、恐らく染め手でしょうし、その出ていない色と字牌を避ければほぼほぼ振り込む事は無いです。このように、相手がどんな手を作っているのか、その時に待っていそうな牌は何かを予測しながら振り込まないということを身につければいいわけです。

 

あとは押し引きの考え方ですが、ここは難しいので詳しくは後述します。とりあえず、無理して押すのであれば危険牌でも切っていく必要は出てきますし、オリるのであれば絶対に振り込まないようにしましょう。ここを中途半端にしてしまうと戦績は伸びにくいと思います。

 

あと、ネト麻をする人は戦績の中に放銃率という指標があります。自分が振り込んでいる割合で、まずはここを0.16以下にするように心がけましょう。一般的に0.16を上回る人は振り込みすぎと言われています。攻撃型の人は0.14-0.16、守備型の人は0.10-0.12くらいに落ち着くと言われています。この辺も目安にして、振り込みを減らしてください。

 

 

ここまでが初心者向けですね。次は中級者向けになります。

 

 

4.回し打ちをできるようになる

ひとまずオリることができるようになれば、一人前と言ってもいいと思いますが、相手が先制で立直かけてきたら全部オリるってしていると中々勝てないと思います。そこで出てくるのが回し打ちです。回し打ちとは、「相手の危険牌を避けながらテンパイを狙う打ち方」です。打牌は基本的に安牌を選択していきますが、同時にテンパイ、延いてはアガリを目指していくので、安牌のみを切って進めることは難しくなります。

 

この回し打ちで最も重要なのは相手の危険牌を的確に予想すること。相手の捨て牌や鳴き方、ドラ位置、あとは鳴こうとしていた捨て牌等を基に、ざっくりとどの辺の牌が危険なのかを予測します。例えば筒子の下の方とか上の方とか。で、そこは引いたらそれを手に加えて回す、それ以外は切っていくとかそういう考え方が重要になってきます。「危険牌はここ!」っていう絞り方までできるようになると振り込まずにガンガンと攻める打ち方ができるようになりますね。理想ですが。まず始めは間違ってもいいので「現物(捨て牌にある牌)以外は全部危険牌!」って考え方を改めて、「ここは本当に危ないから切らない」っていう牌を決めて回し打ちをしていくことが上達の近道だと思います。

 

ちなみに回し打ちで綺麗に役作って追っかけて相手に掴ませると気持ちいいです。逆にやられるとブチギレます。

 

 

5.押し引きを考える

先ほどチラッとでましたけど、麻雀において最も基本でいて奥が深いのが押し引きの考え方です。ここは明確な答えは無いのですが、考え方について解説します。

 

そもそも押し引きっていうのは、先制で相手がテンパイしている時に、自分が勝負を仕掛ける=押すのか、勝負するのをやめてオリる=引くのか、これを見極めることです。で、これもチラッと書きましたけど、基本的に麻雀でアガれるのは1/4なわけです、単純計算でいくと。となれば、自分が先制以外の時には引くのがまあ正しいというかセオリーになるわけですわ。

 

ただ、例えば相手が明らかにゴミ手(低い点数の手)で仕掛けて来ているならば押してもリスクは低いですよね?あるいは自分がラスの時に親になれば無理してでも押さないと勝ちにつながらないですよね?倍満手をイーシャンテンなら勝負に出る価値はありますよね?こういった形で押すべきタイミングってのはあります。まあそこの基準は人によって千差万別だとは思うんですけど。

 

ただ、麻雀は半荘であれば8局+連荘数しかありません。その中で、自分が勝負をするタイミングというのを見極めて勝たなければ1位にはなれません。さらに後半になればなるほど点数差が出て来て、勝つためにはどれくらいの手をアガらないといけないのかもわかるようになってきます。そういった全体的な状況も踏まえた上で、押すのか引くのかを見極めましょう。

 

正直押し引きは経験による部分が大きいので打って覚えるしかない側面もありますが、頭の中にこの「押し引きをどうするのか?」を考えながら打つということが、かなり大事だとは思うので、オリと回し打ちができるようになったのであれば、この押し引きをどうしていくのかを考えながら打ってみてください。

 

 

6.自分の打ち筋を確立させる

ここまでできるようになった人はそれぞれそれなりに自分の打ち筋というのが形成されていると思います。打ち筋というのは、おおざっぱにいくと攻撃型・守備型・バランス型みたいになってくると思います。攻撃型は基本的に攻めの姿勢で多少リスクを負ってでも押していくタイプのことです。逆に守備型は先制で張られたら基本的にオリ、振り込まず最低限のアガリで稼ぐタイプの人ですね。バランス型は守備型に近いんですが、押し引きの感覚が鋭く、勝負すべきタイミングはしっかり出てくるって感じですかね。

 

あとは攻撃型やバランス型は面前で進めるのが好きな人と鳴いて進める人がいたりとかドラ大好きマンとかカン大好きマンとか。あとは上がり役が平和系とか染め手系とかもいたりしますかねぇ…。まあ自分の好みのプレイスタイルが出てくると思います。

 

で、これが出来てきた時に、その打ち筋を客観的に考えることが必要です。

例えば僕の例なんですが、僕は基本的に押せ押せの攻め麻雀をしていました。で、ある程度打てるようになってきた時にネト麻(最初は雀龍門2でしたね)でやり始めたんですが、3段くらいでつまづきまして。で、雀荘のメンバーとかもやってた知り合いに教えて貰い、まずは、その時の打ち筋の改善点を牌譜を見ながら考えました。

 

その時は、

・そもそも鳴き麻雀でノミ手が多い(副露率は0.4いくかいかないかくらいだった)

・面前手ならテンパイ即リーわーいわーい

・ドラをよく持ってる

・振り込みすぎ(驚異の振込率0.25)

・高い手を張ってそうな人にも果敢に攻めすぎている

 

って感じのことを指摘されたかなーって思います。もう8年くらい前なのでおぼろげなんですけど。で、改善策として

・点数をあげるために鳴きを控える

・即リーは考え方次第なので好きなようにすればよいが、同じ面子とやり続ける時は高い手をダマで入れたりしてワンパターン化しないように

・ドラ引くこと多いなら大事にした方がいい

・とりあえず無謀な攻めをやめつつ、回し打ちを覚える

 

といいんじゃないかなぁみたいな話になりました。で、それを参考にしながら打ってまして、雀龍門は真・雀龍門でゴミになるまで続けて7段とかまで行きました。その後は天鳳に移ってアカウント転生を何回もしながら今も打ってます。閑話休題

 

つまり、ある程度打ち筋が確立された段階で一度自分の打ち筋を客観的に見直して、問題になる部分、強みになる部分を洗い出して、問題は改善を、強みはさらに伸ばすように打つことが出来るようにしてやることが大事です。

 

で、ここからは私見ですが、どんな打ち筋にしろ、自分の考え方ありきで打つのが大事かなって思います。上に書いたのはあくまで一般論で、僕としてはやっぱり麻雀はアガればそのまま勝ちに近づくと考えているので攻め麻雀でやっています。ただノミ手でアガってもあんま点数は増えないので、それを考えるとなるべく高い手を素早く作ることが大事、というので面前手を極限まで牌効率を良くして作るという打ち筋をしています。メンタンピンに1つつければそれで小満貫ですからね。それをポンポンアガれば勝てるでしょって話。で、その牌効率を求める犠牲として、安牌握ったりはできないですし、多少放縦率が高くなりますが、でかいのに振り込まないなら別にいいかなって感じです。-2000に振り込んでも満貫アガれば+6000でしょって感じの考え方です。

 

ただ、この考え方が絶対的だとは思っていないです。実際守備型の方が長期で見ると安定はしてますし。でも、僕はこの考え方を貫いて打っています。考え方はそれとして、麻雀をしていく中で、ここはこうした方がいいなって思った事を蓄積して経験として活かしていくことが大事です。そうすると、おのずと戦績は上がります。この考え方がふわっとしていると、いくら打っても下手くそです。僕はそういう人をたくさん見てきました。なので、どんな考え方であるにせよ、芯のある打ち筋を確立してください。

 

 

☆流れとツキ

麻雀でよく”流れ”とか”ツキ”っていいますよね。麻雀は運の要素が大きいゲームです。如何にうまかろうが、天和されると負けるんですよ、極論ですけど。その運に絡んでくるものとして”流れ”と”ツキ”ってのがあります。

 

まあ”ツキ”ってのは、単純に運のことを指します。ツいてるわーとかいうでしょ?それです。”ツキ”があるってのは運が良いことを指します。

 

で、”流れ”ってのはこの”ツキ”がだれにあって、だれにないのか、というのを対局中でどう移り変わるのかということを指し示す言葉です。言語化が難しすぎる。で、この”流れ”を読んで打つっていう人をアナログ麻雀とかって言ったりします。逆にデータ、ロジックに乗っ取って打つ人をデジタル麻雀っていいますね。

 

この”流れ”ってのがいわくつきというか…。”ツキ”というのは明確に存在するんですけど、この”流れ”ってすごく胡散臭いんですよね。簡単に言うと、アナログ麻雀をする人は、だれかが”ツキ”はじめると、継続してその人に運が偏って、周りの人の運が悪くなるっていうんですよね。

 

でも麻雀って別に1局ごとに真っ新の状態にリセットかかるじゃないですか。その上で一人が”ツキ”続けるってのは?って感じですよね。あと、麻雀って確率的には全員が開幕でテンパイすることもありえるじゃないですか。と考えると”流れ”ってのは胡散臭いとしか言えないんですよね~…。

 

もちろん運の良し悪しはありますし、実力だけが全ての世界ではありませんが、この”流れ”ってのは個人的にはあんまり信用できない考え方だなって思います。”流れ”を読んで打つとか言ってる人で上手い人に出会ったことないし。なので、皆さんも気をつけましょう。

 

 

※で、結局どうしたら上手くなるの?

打て。

tenhou.net

 

以上です。ほな。

 

(ひまけん)